MLB労使紛争、あす妥結しなければ開幕延期へ 合意間近報道にブリットン「正しくない」
米大リーグ機構(MLB)と選手会による労使交渉が27日(日本時間28日)、フロリダ州ジュピターで7日連続で行われたが、合意できなかった。
米大リーグでは昨年12月からロックアウト(オーナー側による球団施設封鎖など)に突入。MLBは選手会に対し、あす28日までに合意できなければ、3月31日に予定している開幕の延期と短縮シーズン実施、それに伴う選手の給料削減を通達している。米全国紙USAトゥデーのナイチンゲール記者は自身のツイッターで「MLB関係者は実りの多い日だったと話し、明朝に再開する予定だ」とする一方で「双方から正式な提案はなく、主要争点で“大きな開き”がある」と伝えた。
また、MLBネットワークのヘイマン記者はこの日、情報筋の話として「両者は射程圏内にあり、あすの夜までに合意する可能性がある」とツイート。それに対し、選手会執行委員のブリットン(ヤンキース)が「これは正確ではない」と、SNS上で否定した。