大谷、開幕投手へ影響も 延期で調整プラン狂う

 【ジュピター(米フロリダ州)共同】米大リーグは1日、新労使協定に向けた選手会との交渉が決裂し、ストライキがあった1995年以来、27年ぶりの開幕延期が決まった。5年目で初の開幕投手の期待が懸かるエンゼルスの大谷翔平(27)らは難しい調整を余儀なくされる。

 例年は2月中旬にキャンプイン、下旬から開幕に向けたオープン戦が始まり、1カ月ほどかけて実戦感覚を磨く。投打の「二刀流」の大谷は調整過程が他の選手よりも多く、当初のプランは狂って異例の3月を過ごすことになる。

 AP通信によると、開幕が15日遅れると、大谷のFA権取得は2024年オフになる可能性がある。

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