大谷は急ピッチ調整課題 実戦機会の大幅減乗り切れるか OP戦は日本時間19日スタート

 米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが10日(日本時間11日)、選手会と新労使協定で合意したと発表した。開幕は当初の予定より1週間遅れて4月7日(同4月8日)となるが、従来通り162試合の実施が正式に決まった。

 開幕まで28日。近日中にアリゾナ・テンピのキャンプ地に入ると見られるエンゼルス・大谷翔平投手(27)は他の選手と同様、急ピッチの調整を強いられることになる。

 当初は2月26日から33試合を予定していたオープン戦は18日(日本時間19日)からスタート。現時点で発表されているのは29日までの13試合だけ。条件は他の選手と同じとはいえ、投打の調整を必要とする大谷にとって、感覚を取り戻す実戦機会が大幅に減る状況をどの乗り切るかは一つの課題だ。

 とはいえ、昨季は開幕直後を除いて屋外で一度も打撃練習をすることなく、室内調整を継続して46本塁打、100打点をマーク。投手でもエース級の安定感を見せ、MVPをはじめ多くの賞を獲得した。二刀流の継続に危機感を抱いていた1年前の2月とは状況が大きく異なる。

 初の開幕投手も期待される5年目。メジャーで最も注目されている選手、大谷が本格的に始動する。

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