エンゼルス大谷 OP戦初出場で初ヒット 指揮官「しっかり動けていた」
「オープン戦、エンゼルス12-5ダイヤモンドバックス」(19日、テンピ)
オープン戦初出場。エンゼルス・大谷翔平投手(27)がフィールドに姿を見せるとスタンドが沸いた。昨季のMVP。開始直前には右翼線側で即席サイン会を行い、ファンを喜ばせた。
昨季の指定席「2番・DH」でダイヤモンドバックス戦に出場し、メジャー通算44勝右腕のストレイリーと対戦。初回は遊ゴロに倒れたが、二回2死三塁の場面で魅せた。
1ボールから143キロ内角直球に詰まりながらも左前へ落として打点を挙げ、塁上で笑みを浮かべた。
この日は2打席で交代。マドン監督は「状態はすごく良さそうだし、しっかり動けていた。今は正常に体を動かせているかを注意している」と話した。
昨年5月に右足のけがで長期離脱した主砲トラウトが「3番・中堅」で10カ月ぶりに実戦復帰し、メジャー屈指のコンビが再結成された。指揮官は1番・大谷、2番・トラウトで起用する可能性を示唆した。