大谷がまたメジャーを動かした!降板後DH出場OK“ショウ・ルール”暫定合意

 米大リーグ機構(MLB)と選手会が、今季から両リーグで導入される指名打者(DH)制において、DHを使わずに試合に出場した投手が降板後にDHでプレーを継続できる新ルールを導入することで暫定合意した、と22日(日本時間23日)、ニューヨーク・ポスト電子版が伝えた。

 二刀流のエンゼルス・大谷翔平投手(27)が再びメジャーを動かした。一連の報道を伝え聞いたエンゼルスのマドン監督は「素晴らしいニュースだ」と大歓迎。昨夏のオールスター戦でも、大谷が投打同時で先発出場するために同様の特別ルールが適用されており、「このルールを一貫して使えるのは彼だけかもしれないと議論になるだろうが、彼ができることを見れば当然のことだ。彼は真の二刀流選手だから、それは理に適っているし、彼の魅力の一つでもある」と言い切った。

 指揮官は新ルールを『ショウ・ルール』と命名。新ルールの活用法については「私が好きなのは、悪い登板や悪い投球があった場合でも試合に残ることができる点だが、球数が多くなった場合は試合に残すことは考えていない」と具体例を挙げた。

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