大谷翔平 2四球に観客からブーイング 元日ハム同僚マーティンには二ゴロ

 元同僚シモンズ(左)との再会を喜ぶ大谷(撮影・小林信行)
 元同僚シモンズ(左)との再会を喜ぶ大谷(撮影・小林信行)
 試合前の練習でキャッチボールをする大谷(撮影・小林信行)
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 「オープン戦、エンゼルス-カブス」(24日、テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「1番・指名打者」で出場し、1打数無安打2四球だった。五回に四球で出塁した後、代走を送られて交代した。広島からポスティングシステムを使ってカブスに入団した鈴木誠也外野手(27)はあす25日のロッキーズ戦でオープン戦デビューする予定。大谷とのメジャー初対面は実現しなかった。

 初回の打席は左腕スチールに対し、カウント1-1から外角150キロ直球を空振りして追い込まれたが、その後は低めのボールを3球連続で見送り、一塁へ歩いた。

 3点ビハインドの三回1死の打席は、16、17年の日本ハム時代に同僚だったマーティンと対戦。4球連続見送ってカウント2-2となった後、内角153キロ直球に詰まらされて二ゴロだった。

 2-3の五回無死一塁の場面は3番手右腕サンプソンからこの日2つ目の四球。4球連続でボールが外角にはずれると、昨季MVPの打撃に期待した一部のファンからブーイングが起こった。

 この日の大谷は試合前に敵軍でプレーする元同僚のシモンズとハーモシオとハグを交わして満面笑み。エンゼルスのベンチがある一塁側席に集まったファンにはサインをサービスした。

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