大谷翔平「楽しみです」オープン戦最終戦は10戦連続出塁締め 出塁率・471

5年目の開幕を迎える心境を語る大谷(撮影・小林信行)
1回、見逃し三振に倒れた大谷
3回、四球を選んだ大谷
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 「オープン戦、ドジャース-エンゼルス」(5日、ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「1番・指名打者」で出場し、予定通り2打席に立ち、1打数無安打1四球だった。オープン戦最終戦を10戦連続出塁で締めた。

 初回の打席は20年ドラフト1巡目29位の23歳右腕ミラーの100マイル(161キロ)直球を見逃し三振。ワンボールから真ん中159キロ、外角ストライク161キロを連続で見送って追い込まれた後、142キロチェンジアップにバットを止めるなどしてフルカウントに持ち込み、6球目の内角剛速球を自信満々に見送り、一塁へ歩きかけたが、球審の判定はストライク。苦笑いを浮かべ、何度も首を振りながらベンチへ戻った。

 三回2死の打席はストレートの四球で10戦連続出塁を記録した。

 今オープン戦は投打同時出場1試合を含め、打者で12試合に出場し、打率・280(25打数7安打、9四球)、3本塁打、7打点。1番で10試合、2番で2試合に出場し、11試合で塁に出て出塁率・471、OPS1・191をマークした。

 今キャンプは労使対立によるロックアウトの影響で例年より約1カ月短い変則日程。オープン戦の試合数も大幅に削減されたが、大谷は「準備は例年通りできたつもりなので、多少、試合数とか、打席数とか、少ないとは思いますけど、みんな同じだと考えれば、十分な準備ができたかなと思ってます」と明るい表情。初めて開幕投手を務める7日(同8日)のアストロズ戦を「楽しみです」と心待ちにした。

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