大谷 OP戦10戦連続出塁締め 日本時間8日VSアストロズ開幕投手「勝ちたい」

 5年目の開幕を迎える心境を語る大谷(撮影・小林信行)
 ベンチで笑顔を見せる大谷(共同)
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 「オープン戦、ドジャース5-0エンゼルス」(5日、ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が5日(日本時間6日)、ドジャースとのオープン戦最終戦に「1番・DH」で出場し、1打数無安打1四球。打率・280(25打数7安打、9四球)、3本塁打、10戦連続出塁で最後を締めた。

 一度もバットは振らなかった。2日後の開幕に向けた最後の調整。予定通り、2打席に立った大谷は10球すべてを見送った。

 「(球の)見え方はいいと思います。いい結果になるためのプロセスは踏めている」

 今オープン戦は1番で10試合、2番で2試合に出場し、3本塁打、11試合で出塁した。出塁率・471、長打率・720をマークした。

 労使紛争の影響でキャンプインは約1カ月遅れ、オープン戦の数は3分の2に縮小。調整が心配されたが、2月からアリゾナ入りし、民間のトレーニング施設で他の大リーガーたちと自主トレを敢行してきた大谷は「十分な準備ができた」と自信。過去の同時期と比較し「一番いい状態かなと思います」と言った。

 プロ10年目。日本時代と同じ5年目のシーズン。「長く在籍すれば、それだけ期待も高くなってくるし、やるべきことも増えてくる。そういう意味では、勝ちたいなという気持ちはより強い」。昨季のMVP獲得でさらに大きくなった存在感と責任感。初めて開幕投手を務める7日(同8日)のアストロズ戦へ、心身ともに万全の状態で向かう。

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