大リーグ、サイン交換に電子機器 サイン盗み対策で5選手まで

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ機構は6日、今季からバッテリー間のサイン伝達のため電子機器の使用を認めると発表した。バッテリーを含めて守備に就く5選手までが使用できる。

 捕手がリストバンドに装着した機器で球種やコースを伝え、投手は帽子に取り付けられた受信機で音声を聞き取る仕組み。近年の大リーグを揺るがしたサイン盗み対策として、オープン戦で試験的に導入されていた。

 新たなルールでは、ビデオ判定後に審判による場内アナウンスも今季から実施される。また、今季開幕時点でメジャーとマイナーで計33人の女性がコーチ職等に就いた。

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