泥だらけの大谷翔平 初回に四球&2点二塁打で6得点 リアル二刀流、今季初勝利へ好スタート

 アストロズ戦の1回、2点適時二塁打を放つエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
 アストロズ戦の1回、押し出し四球で三塁から生還し、マドン監督に迎えられるエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
 アストロズ戦の1回、四球を選ぶエンゼルス・大谷。投手オドリッジ=ヒューストン(共同)
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 「アストロズ-エンゼルス」(20日、ヒューストン)

 大谷翔平投手(27)が「1番・投手」で出場。初回、四球で出塁後に先制のホームを踏んだ。

 第一打席はフルカウントから四球を選んで出塁。これで10試合連続出塁でチャンスメークすると、一塁では相手投手・オドリッジの執拗(しつよう)なけん制に、頭から帰塁してユニホームは泥だらけの状態となった。

 その後、オドリッジの制球が定まらず、押し出し四球で先制のホームを踏んだ。

 さらに、打者一巡した2打席目では、2死満塁から左翼フェンス直撃の2点二塁打。打者11人の猛攻で6点を奪った。

 中5日で今季3度目の登板。投手としてはここまで0勝2敗、防御率7・56の成績だ。開幕戦のアストロズ戦では4回2/3を投げて4安打1失点で黒星。前回登板のレンジャーズ戦では、メジャー初の満塁弾を浴びるなど、3回2/3を6失点で初めて連敗を喫したが、この日は今季初勝利に向けて上々のスタートを切った。

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