大谷翔平 メジャー史上初、「1番・投手」で登板前に2打席 「歴史的瞬間」の声

 1回、2点適時二塁打を放つエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
 1回、2点適時二塁打を放つエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
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 「アストロズ-エンゼルス」(20日、ヒューストン)

 「1番・投手」で出場した大谷翔平投手(27)が、メジャー史上初の記録を残した。

 この日は初回、10試合連続出塁となる四球後、押し出し四球で先制のホームを踏んだ。さらに、相手投手・オドリッジの制球が定まらず、打者一巡して2死満塁で2打席目が回ってくる珍事。ここで左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、リードを6点に広げた。

 記録が残る1906年以降、先発投手がマウンドに上がる前に、2度打席に立つのはメジャー史上初。これまで数々の歴史を塗り替えてきたが、これぞ“リアル二刀流”の記録に、ネット上では「またも記録を塗り替えてしまった」「歴史的瞬間だった」など、反響が続々と投稿されている。

 先発としては、中5日で今季3度目の登板。投手としてはここまで0勝2敗、防御率7・56の成績で、この日は今季初勝利に向けて上々の立ち上がりだ。また、アストロズ戦は過去6試合の登板で0勝3敗。防御率5・92と、ア・リーグ西地区のチームでは唯一、ここまで勝ち星がない。

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