米大リーグ機構は２８日（日本時間２９日）、前日２７日のカージナルス－メッツ戦で起こった乱闘騒ぎに加わったカージナルスの主砲、ノーラン・アレナド内野手とヘネシス・カブレラ投手にそれぞれ２試合と１試合の出場停止と罰金を、アレナドの顔面付近に投球したメッツのヨワン・ロペス投手と負傷者リスト入りしているにもかかわらず、フィールドに飛び出したカージナルスのジャック・フラハティ－、メッツのタイワン・ウォーカー両投手に罰金の処分を科したと発表した。

　両軍のベンチやブルペンから選手らがフィールドになだれ込んだのは八回裏、カージナルスの攻撃中だ。ロペスが投じた内角高め、顔面近くの投球に対し、打者アレナドが激高。暴力行為こそなかったが、本塁付近で両軍選手が一触即発状態となり、アレナドとカージナルスのクラップ一塁コーチが退場処分を受けた。