元最優秀投手バウアー、性的暴行疑惑324試合出場停止処分 SNSで異議「最後に勝つ」

 米大リーグ機構は29日(日本時間30日)、ドジャースのトレバー・バウアー投手(31)がドメスティックバイオレンス(DV)の規定に違反したとして2シーズンに相当する324試合の出場停止処分と同期間の無給の処分を科したと発表した。

 今季と来季の年俸、計6400万ドル(約83億円)を失うことになる同投手はこの日、自身のツイッターで「最も強い言葉で私はリーグのドメスティックバイオレンスおよび性的暴行に関する規定に反する行為を一切、否定します。私はこの処分を不服としており、最終的に自分が勝つと思っています」と、無実を主張した。

 バウアーはレッズ時代の20年(新型コロナのため60試合に短縮)に5勝4敗、防御率1・73でサイ・ヤング賞を獲得。同年オフにドジャースと3年1億200万ドル(約132億2000万円)の契約で合意した。

 移籍1年目の昨季は17試合に登板し、8勝5敗、防御率2・59と好成績を残した。しかし、女性への性的暴力の疑いに関する調査のため、機構から休職勧告が出され、昨年6月28日の登板を最後にマウンドから遠ざかっている。

 バウアーは11年ドラフト1巡目、全体3位でダイヤモンドバックス入りし、翌年6月にメジャーデビュー。インディアンス(現ガーディアンズ)に6年在籍するなど、メジャー10年の通算成績は83勝69敗、防御率3・79。

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