秋山翔吾、パドレスとマイナー契約へ 西武復帰よりメジャーにこだわる 米記者伝える
レッズから戦力外になった秋山翔吾外野手(34)がパドレスとマイナー契約を結ぶ見込みだ、と4月30日(日本時間5月1日)、米スポーツサイト「アスレチック」のローズクランス記者が自身のツイッターで伝えた。
秋山は19年オフに西武から海外FA権を行使し、レッズと3年2100万ドル(約27億3000万円)で合意。球団史上初の日本選手として注目を集める中、コロナ禍で60試合の短縮シーズンとなった20年は54試合の出場で打率・245、0本塁打、9打点、7盗塁、OPS・654をマークした。
2年目の昨季は左ハムストリングのけがなどで開幕に出遅れ、打撃不振もあって88試合出場にとどまり、打率・204、0本塁打、12打点、2盗塁、OPS・535と精彩を欠いた。
契約最終年の今季は打撃フォームを試行錯誤しながらオープン戦に臨んだが、7試合で打率・182と改善できないまま、メジャー40人枠から外され、4月5日にリリースされた。今季年俸800万ドル(約10億4000万円)はレッズが負担する。
レッズ退団後の秋山は古巣西武に復帰することも予想されたが、マイナー契約からメジャー昇格を目指すことを選択したようだ。