大谷翔平、代打で二ゴロ 前日に股関節張り 全力疾走せず チームは零封負け
「ホワイトソックス3-0エンゼルス」(2日、シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が0-3の八回2死一塁から代打で出場し、二ゴロだった。前日の試合で右股関節の張りを訴えて途中交代しており、この日はスタメンを外れた。
背番号17の登場に敵地が沸いた。3点を追う八回2死一塁。完全休養となった4月28日のガーディアンズ戦に続いてスタメンを外れた大谷は中継ぎ右腕グレイブマンと対戦した。
昨年9月7日のパドレス戦以来の代打起用。通算打率・351、2本塁打、6打点、10四球、出塁率・490を残している大谷だったが、この日はカウント3-1から低めのチェンジアップを打って二ゴロ。二塁手が打球をグラブからこぼし、拾い上げてから送球したが、普段から心掛けている全力疾走はなかった。
エンゼルス打線は相手先発シースに7回1安打、11三振に封じられるなど、チーム全体で2安打、三塁さえ踏めず、4月30日に続き、同カード2度目の零封負けを喫した。貯金を6に減らしたが、依然としてア・リーグ西地区首位の座をキープしている。