大谷が凡退にイライラ爆発 防具投げつける 股関節に張り、代打出場も全力疾走できず

 8回、代打で二ゴロに倒れたエンゼルス・大谷は、ベンチでヘルメットなどをたたきつけて悔しがる(共同)
 8回、代打で二ゴロに倒れたエンゼルス・大谷は、ベンチでヘルメットなどをたたきつけて悔しがる(共同)
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 「ホワイトソックス3-0エンゼルス」(2日、シカゴ)

 ベンチで珍しく怒りをあらわにした。0-3の八回に代打で二ゴロに倒れたエンゼルスの大谷は、ヘルメットと肘当てを投げつけた。物に強く当たった大きな音がベンチ内に響き渡った。

 前日に右股関節の張りを訴え、先発を外れたのは今季2度目だった。代打は2死一塁と、チャンスを広げて逆転につなげたい場面。ゴロを処理した二塁手が送球動作にもたついたが、大谷は全力で走れなかった。状態が万全ではない様子がうかがえた。

 試合前には、30メートル弱の距離でキャッチボールをこなした。3日からのレッドソックス3連戦で見込まれる先発登板について、マドン監督は「投げてくれることを願う」と述べた。指名打者での出場にも「トレーナーと話し合って決める」とし、今後は不透明だ。

 1日に膝上から巻いていたテーピングが、この日は消えていた。トレーナーによると、MRIによる精密検査の必要はないという。開幕から「二刀流」で、ほぼ休まずに出場していた大谷に最初の試練が訪れている。

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