大谷翔平 無安打1打点・申告敬遠 本拠本塁打は13試合出ず 3連勝で今季最多貯金8

ナショナルズ戦の5回、申告敬遠され一塁へ向かうエンゼルス・大谷(左)=アナハイム(共同)
ナショナルズ戦の3回、空振り三振に倒れたエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
ナショナルズ戦の1回、自身の打席のとき、暴投で走者に進塁を促すエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス3-0ナショナルズ」(6日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「3番・指名打者」で出場。3打数無安打1打点、1四球(申告敬遠)だった。チームは3連勝。貯金は今季最多8とした。

 初回の第1打席は、1番ウォードが四球、2番トラウトが安打を放ち、無死一、二塁で登場。暴投の間に二、三塁と好機を広げたが、大谷は二ゴロだった。その間にウォードがホームインし、打点1を記録。エンゼルスが先制した。三回の第2打席は空振り三振。五回の第3打席は申告敬遠。八回の第4打席は遊ゴロだった。

 大谷は前日に敵地ボストンで行われたレッドソックス戦に投打同時出場。今季自己最長の7回、同最多の99球を投げて無失点11奪三振の快投で3勝目を挙げた。打っては2安打1打点の活躍。試合後は約5時間半かけて大陸を横断し、地元アナハイムへ移動した。

 1日の試合で右股関節に張りが出ており、登板翌日の体調が心配されたが、マドン監督は「彼に聞いたら大丈夫ですということだった。当然、休養日を与える準備はできていたが、彼と話をしたら体調は良いということだった」と説明した。

 大谷は投打同時出場5試合を含めて打者で27試合に出場し、打率・234、4本塁打、14打点、4盗塁。4月29日に敵地シカゴのホワイトソックス戦で4号を放つも、本拠地では開幕13試合で本塁打ゼロが続いている。

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