大谷、3番でMLB100号に期待 松井秀、イチローに次ぐ3人目 前日は完全休養
「アスレチックス-エンゼルス」(13日、オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「3番・指名打者」で出場することが発表された。
大谷はここまで投打同時出場6試合を含む32試合に出場し、打率・258、6本塁打、21打点、5盗塁。前戦11日のレイズ戦は「3番・投手」で同時出場し、四回に5試合連続安打となる内野安打、さらに今季5盗塁目となる二盗を成功させた。
投手としては今季最長20連戦最終戦のマウンドで6回2安打1失点。「身体的にもフレッシュな状態ではない」と疲労を感じながら肘の角度や投球のタイミングを変える工夫の投球で最少失点に抑えた。2戦連続クオリティースタート(6回以上3自責以下)で防御率を今季初の2点台(2・78)に下げた。
大谷は9日のレイズ戦でプロ10年、日米通算2903打席目で初となる6号満塁弾でメジャー99本塁打を記録。07年の松井秀喜、12年のイチローに続き、日本選手では10年ぶり3人目の大台に王手をかけている。
チームは11日の試合後に敵地オークランドへ移動。前日は現地休暇で英気を養った。当地は大谷が18年3月29日に「8番・指名打者」でメジャーデビューを果たし、二回の初打席で中前へ初安打を放った思い出の地。あれから5年、442試合目。一発が出れば松井秀の636試合を大幅に塗り替えることになる。
▽エンゼルスのラインアップ
1番・右翼 ウォード 打率・367、7本塁打、17打点
2番・中堅 トラウト 打率・337、9本塁打、19打点
3番・DH 大谷 打率・258、6本塁打、21打点
4番・三塁 レンドン 打率・198、4本塁打、16打点
5番・一塁 ウォルシュ 打率・265、6本塁打、23打点
6番・左翼 マーシュ 打率・264、4本塁打、19打点
7番・捕手 ワラック 打率・222、1本塁打、3打点
8番・二塁 ウェイド 打率・283、0本塁打、5打点
9番・遊撃 ベラスケス 打率・171、0本塁打、4打点
投手 シルセス メジャー初登板