メッツ解雇の335発カノ、パドレスとメジャー契約 秋山翔吾が狙うメジャー枠埋まる
米大リーグ、パドレスは13日(日本時間14日)、メッツから戦力外となっていたメジャー通算335本塁打、2632安打のロビンソン・カノ内野手(39)とメジャー契約で合意したと発表した。背番号は24。
カノは05年にヤンキースでメジャーデビューし、強打の二塁手として活躍。13年オフにはFAでマリナーズと10年2億4000万ドル(約312億円)の超大型契約を結んだ。18年オフにはトレードでメッツへ移籍したが、20年オフに2度目の薬物規定違反による出場停止処分で昨季は全試合を欠場。今季は12試合出場し、打率・195、1本塁打、3打点と結果を残せず、8日にメッツから自由契約となっていた。
メジャー通算成績は2246試合、打率・302、335本塁打、1305打点、OPS・842。ゴールドグラブ2回、球宴8回。09年にはヤンキースで松井秀らとワールドチャンピオンに貢献した。
カノの契約は来季まで2年4500万ドル(約58億円)を残しており、マリナーズから契約を引き継いだメッツが負担する見込み。パドレスは9日にレッズを戦力外となった秋山翔吾外野手とマイナー契約を結び、マイナー3A配属を発表したばかり。カノが空いていたメジャー40人枠を埋めたため、メジャー再昇格のためのハードルが上がった。