大谷 MLB100号のお祝いは伝説ラッパーの“サイン入り球”米メディア爆笑
「アスレチックス4-3エンゼルス」
「アスレチックス1-9エンゼルス」(14日、オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)がダブルヘッダー2試合にいずれも「3番・指名打者」でフル出場。午後1時開始の1試合目に4打数2安打1四球で今季10度目のマルチ安打をマークすると、午後6時40分開始の2試合目はメジャー通算100号となる7号2ランを含む5打数1安打2打点で打率を・255とした。チームは第1戦を抑えイグレシアスのサヨナラ被弾で落としたが、第2戦はウォードの満塁弾や大谷の100号記念弾などで大勝した。
日本選手では07年の松井秀、12年のイチローに続く史上3人目の大台。同最速となる459試合(投手専念15試合含む)で達成した大谷の偉業に関して米メディアがSNS上で盛り上がったのは試合後のマドン監督の言葉だ。
米中継局バリースポーツの女性レポーター、ウェストンさんは自身のツイッターで「マドン監督は100号の記念にM・Cハマーのサイン入りボールをプレゼントしたと言った」と投稿。M・Cハマーは大谷が記念弾を放った敵地オークランドの出身で、1980年代から90年代にかけてヒット曲を連発した伝説のラッパーだ。少年時代にはアスレチックスのボールボーイをしていたことでも知られている。
ウェストンさんは94年生まれの大谷がM・Cハマーを知っているのか疑問に思ったようで「彼(大谷)はM・Cハマーが誰なのか知ってるのですか?」と質問。すると指揮官は「今は知ってるよ」と返したと言い、これら一連のやり取りを爆笑絵文字とともに伝えた。
米大リーグ公式サイトのボリンガー記者もM・Cハマーのサインボールに敏感に反応。大谷は受け取った後に偽のサインであることに伝え聞いたようで、それでも記念に取っておくつもりでいるとのコメントを自身のツイッターで紹介した。