大谷、2戦連発8号決勝弾 米実況は日本語で祝福「オメデトウ!」7年ぶり貯金11

アスレチックス戦の1回、2試合連続となる8号2ランを放つエンゼルス・大谷=オークランド(USAトゥデー・ロイター=共同)
 アスレチックス戦の1回、2試合連続となる8号2ランを放ち、ジャンプしてカウボーイハットをかぶるエンゼルス・大谷=オークランド(共同)
 アスレチックス戦の1回、2試合連続となる8号2ランを放ち本塁に向かうエンゼルス・大谷=オークランド(共同)
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 「アスレチックス1-4エンゼルス」(15日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「3番・指名打者」で出場し、初回に2戦連発8号2ランを放つなど、3打数1安打2打点、1四球。3戦連続安打で打率を・257とした。チームは連勝で貯金は今季最多、15年7月28日以来となる11。ア・リーグ西地区首位のアストロズをゲーム差なしで追走している。

 前夜にメジャー通算100号を放った大谷のバットがまた火を噴いた。初回1死一塁。右腕モンタスがカウント2-1から投じた高め154キロシンカーを完璧にとらえた。時速174キロ、飛距離130メートル。大きなアーチを描きながら打球が中堅右の2階席に着弾した。今季2度目、通算14度目となる2戦連発でチームに先制点をもたらした。

 メジャー通算101本目の本塁打に中継局の実況は「オメデトウ!ショウヘイ!」と絶叫。前日の「オオタニサン、スゴイ!」に続いて日本語で大谷を称賛した。

 2点リードの三回1死三塁の場面では今季3個目の申告敬遠。八回1死一塁の第4打席は二ゴロに倒れたが、際どいタイミングで一塁を駆け抜けた。一走ウォードが好判断で三塁まで進み、4番レンドンの中前打で貴重な1点を奪った。

 試合は、エンゼルスの先発サンドバルが七回途中1失点と好投し、大谷の先制弾で奪ったリードを守り、ハーゲットとの継投でチームを勝利に導いた。

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