レッズ、相手打線を無安打に封じて敗戦 14年ぶり6度目の珍事
「パイレーツ1-0レッズ」(15日、ピッツバーグ)
レッズの2投手がパイレーツ打線をノーヒットに抑えながら八回に3四球と内野ゴロで1点を失って敗れた。大リーグ公式サイトによると、相手打線を無安打に封じて負けたのは、08年6月28日のエンゼルス対ドジャース戦以来、14年ぶり6度目の珍記録だという。この試合でパイレーツの筒香嘉智内野手は「5番・一塁」で出場し、3打数無安打。4戦連続無安打で打率を・174に落とした。
レッズは剛腕ルーキー、グリーンが最速162キロの直球と140キロ台のスライダーが98%を占める配球でパイレーツ打線を7回まで無安打、与四球3、奪三振9の快投。八回1死から2者連続で四球を与え、球数が118に達していたことから降板した。ところが、代わった2番手ウォーレンも四球で1死満塁のピンチを招き、ヘイズの二ゴロで1点を失った。
レッズ打線は四回に連打と暴投で2死二、三塁、八回には1死一、二塁の得点機をつくったが、あと1本が出ず、パイレーツ3投手に4安打無得点に抑えられた。グリーンが両リーグ最多タイの6敗目(1勝)を喫した。