大谷特大101号で首位追走 100号翌日2戦連発130m弾にマドン監督上昇の予感

 1回、2試合連続となる8号2ランを放つ大谷(共同)
 1回、2試合連続となる8号2ランを放ち笑顔の大谷(共同)
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 「アスレチックス1-4エンゼルス」(15日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が15日(日本時間16日)、アスレチックス戦に「3番・DH」で出場。前日にメジャー通算100号を記録した中、初回に2戦連発となる8号2ランを放って勝利に貢献した。状態は上向きで、チームの貯金も15年7月28日以来の「11」となり、ア・リーグ西地区首位のアストロズをゲーム差なしで追走している。

 前夜にメジャー通算100号を放った大谷のバットが、またも火を噴いた。初回1死一塁。右腕モンタスの投じた、高めの154キロシンカーを完璧にとらえた。時速174キロで、今季の自身最長となる飛距離130メートル。大きなアーチを描き、打球は中堅右の2階席に着弾した。今季2度目、通算14度目となる2戦連発で先制点をもたらした。

 メジャー通算101本目となった本塁打。中継局の実況は「オメデトウ!ショウヘイ!」と絶叫。前日の「オオタニサン、スゴイ!」に続いて日本語で大谷を称賛した。

 2点リードの三回1死三塁では、今季3個目の申告敬遠。八回1死一塁の第4打席は二ゴロに倒れたが、際どいタイミングで一塁を駆け抜けた。マドン監督は昨年4月4日に、大谷がホワイトソックスのシースから打った特大弾を思い起こしたという。その後の大活躍につながった一発に似た形で、「伸び上がる球を捉えた。ここから上がっていくよ」と目を細めた。

 今年は4月こそ21試合で4本塁打とやや出遅れたが、5月は15試合で4本塁打と調子は上向き。打点もリーグ4位の「26」に伸ばした。次回登板は18日(日本時間19日)の、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に決定。首位争いを繰り広げるチームの中心として、投打で躍動する。

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