ダルビッシュ 堂々4勝目 投球フォーム調整で7回0封無四球
「フィリーズ0-2パドレス」(19日、フィラデルフィア)
パドレスのダルビッシュ有投手(35)は「エンジンがかかるのが遅かった」と、立ち上がりはいまひとつの内容。ただ試合中に左肩の開きを修正し、無四球で7回無失点。「ストライクを取ることに余裕があった」と堂々の4勝目を誇った。
投球フォームを調整したことで「スライダーもカットボールも、制球が良くなった」。不利なカウントからでも二つの変化球でストライクを奪い、フィリーズを沈黙させた。
本拠地と3時間の時差がある東海岸遠征に加え、この日はデーゲーム。「朝起きた時もぼけっとしていて難しかった」と苦笑したが、4月17日から続く自身の連勝を4に伸ばした。今季2戦目で9失点した影響で、10点台へと跳ね上がっていた防御率も3点台に入った。