マドン監督も興奮「それはすごい。一大イベントだ」 花巻東出身の大谷と菊池が今季初対決
「エンゼルス-ブルージェイズ」(28日、アナハイム)
2試合ぶりにスタメンに復帰したエンゼルスの大谷翔平投手(27)とブルージェイズの菊池雄星投手(30)が昨年7月17日以来、315日ぶりに対決する。
大谷を2番で起用したエンゼルスのマドン監督は、2人が同じ岩手県出身で、同じ花巻東の先輩と後輩の間柄であることを伝え聞き、「それはすごい。出身地に関係なく、故郷が同じ選手がメジャーリーガーというのは興味深い。ですよね?日本の時間は?」と逆質問。プレーボールが日本時間の日曜日午前11時だと知ると「それは一大イベントだね。素晴らしいストーリーになるだろうね。私はメジャーリーグで母校が同じ選手とプレーする機会は一度もなかったですから、素晴らしいと思う。故郷の人たちにとっても良いことですね」と話した。
大谷は投打同時出場した26日の試合で腰の張りを発症し、前日は23試合ぶりにスタメンから外れ、代打で途中出場した。
大谷はここまで投打同時出場8試合を含む46試合に出場し、打率・247、9本塁打、29打点、7盗塁。前日は1点を追う九回2死から代打で起用され、空振り三振だった。
菊池はここまで8試合に登板し、2勝1敗、防御率3・47。前回、22日のレッズ戦は五回途中2失点、与四球3、奪三振7で勝敗はつかなかった。
2人の過去の対戦成績は5試合13打席あり、打率・333(12打数4安打)、2本塁打、2打点、1四球、5三振。大谷が出塁率・385、長打率・917、OPS1・301と圧倒しているが、前回の対戦では3打数無安打だった。
▽過去の対戦結果
19年6月8日 二塁内野安打、一ゴロ、左中本塁打
7月14日 四球、空振り三振
7月21日 見逃し三振、二ゴロ、左中二塁打
21年6月5日 中本塁打、空振り三振
7月17日 遊飛、見逃し三振、空振り三振