鈴木誠也、負傷者リスト入り 球団発表 5月は20戦打率・211、0本塁打の不振
米大リーグ、カブスは30日(日本時間31日)、鈴木誠也外野手(27)を左手薬指の捻挫で10日間の負傷者リストに入れたと発表した。
同外野手は26日(同27日)のレッズ戦で三回に二盗を成功させた際に左手薬指を負傷。四回の守備で途中交代した。その後は経過を見るため、この日のブルワーズとのダブルヘッダー第1戦を含め3試合を欠場したが、同第2戦を前に球団が正式発表。期間は27日(同28日)までさかのぼり、最短で6月6日に復帰する。
鈴木は昨オフに広島からポスティングシステムを使ってカブスと5年8500万ドル(約108億8000万円)で合意。年俸700万ドル(約9億円)の1年目は開幕から6試合連続安打、9戦4発とセンセーショナルなスタートを切り、4月は21試合で打率・279、4本塁打、14打点、1盗塁、OPS・934の活躍で月間最優秀新人賞を獲得した。
しかし、5月はまるで別人。継続して打線の中軸で起用されたが、20試合で打率・211、0本塁打、7打点、2盗塁、OPS・617と精彩を欠いた。負傷者リスト入りでしばらく実戦から遠ざかるが、心身ともにリフレッシュして再出発を切るための時間にしたい。