大谷の“ムーンショット”を超美技で阻止したジャッジ「ラッキーだった」
「ヤンキース9-1エンゼルス」(31日、ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、4打数1安打。2戦連続安打で打率を・249とした。チームはリーグ最高勝率のヤンキースに完敗し、今季ワーストの6連敗となった。
敵地ヤンキースタジアムがどよめいた。初回。大谷が放った飛距離126メートルのホームラン性の当たりを中堅ジャッジが鮮やかなジャンピングキャッチで阻止した。
初速173キロ、角度35度の打球を「月に届いたかと思った」と表現した背番号99。「一瞬のプレーだったから捕った感触はそれほどなかった。ただ、捕ったことがわかった後は落としていないことを確めたかった。グローブの中にとどまってくれてラッキーだった」と振り返った。
本塁打王争いはジャッジが両リーグ最多の18本で独走中。大谷はリーグ5位タイの11本で追走している。