「ヤンキース－エンゼルス」（３１日、ニューヨーク）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２７）が「２番・指名打者」で出場することが発表された。

　ヤンキースの先発は左腕のコルテス。メジャー５年目で初めて開幕からローテーション入りし、９登板４勝１敗、リーグ２位の防御率１・７０、同１位の被打率・１７５と好投している。

　大谷は過去にリリーフで登板した同投手と３打席で対戦して無安打。昨年６月２９日の対決では不可解な投球動作で笑わされた後、中飛に打ち取られている。

　大谷はここまで投打同時出場８試合を含む４９試合に出場し、打率・２４９、１１本塁打、チーム最多の３２打点、同タイの７盗塁を記録している。前日の試合では六回に右翼線二塁打を放つなど、４打数１安打。初回の打席では飛距離１２６メートルのホームラン性の打球を本塁打王争い独走中の中堅ジャッジの美技に阻まれた。チームは今季ワースト６連敗中。会心の一発で負の連鎖を断ち切りたい。

▽エンゼルスのラインアップ

１番・右翼　ウォード　　　打率・３４７、１０本塁打、２６打点

２番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２４９、１１本塁打、３２打点

３番・中堅　トラウト　　　打率・３０２、１３本塁打、２８打点

４番・三塁　ダフィー　　　打率・２９２、０本塁打、３打点

５番・二塁　レンヒーフォ　打率・２９０、２本塁打、６打点

６番・一塁　ウォルシュ　　打率・２５０、１０本塁打、２９打点

７番・捕手　スズキ　　　　打率・１８８、１本塁打、４打点

８番・左翼　ラガレス　　　打率・２５０、０本塁打、０打点

９番・遊撃　ベラスケス　　打率・２０３、２本塁打、１１打点

　　　投手　デトマーズ　　２勝２敗、防御率４・６５