パドレス3A秋山翔吾が自由契約 正式発表 3Aで打率・343 今後の動向に注目
米大リーグ、パドレスが16日(日本時間17日)、3Aエルパソに所属する秋山翔吾外野手(34)を自由契約にした。マイナーリーグ公式サイトが伝えた。
秋山は19年オフに西武から海外FA権を行使し、レッズと3年2100万ドル(約28億円)で合意。球団史上初の日本選手として注目を集めるなか、コロナ禍で60試合の短縮シーズンとなった20年は54試合の出場で打率・245、0本塁打、9打点、7盗塁、OPS・654をマークした。
2年目の昨季は左脚のけがなどで開幕に出遅れ、打撃不振もあって88試合に出場にとどまり、打率・204、0本塁打、12打点、2盗塁、OPS・535と精彩を欠いた。
契約最終年の今季は打撃フォームを試行錯誤しながらオープン戦に臨んだが、7試合で打率・182と改善できないまま、メジャー40人枠から外され、4月5日にリリースされた。今季の年俸800万ドル(約10億7000万円)はレッズが負担する。
レッズ退団後の秋山は古巣西武への復帰も予想されるなか、パドレスとマイナー契約で合意。16試合で打率・343、3本塁打、21打点、OPS・907をマークし、復調の兆しを見せていた。他球団への移籍や日本球界復帰など、今後の動向が注目される。