大谷翔平 14打席連続凡打も指揮官「スイングは問題ない」前向き発言の根拠は『高速打球』

 「スイングは問題ない」とネビン監督代行(18日撮影)
 4回、先制2ランを放ったトラウト(右)を迎えるエンゼルス・大谷(中央)=共同
 4回、中飛に倒れるエンゼルス・大谷。4打数無安打だった(共同)
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 「マリナーズ0-4エンゼルス」(19日、シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「3番・指名打者」でフル出場し、4打数無安打だった。4打席の内容は中飛、中直、左飛、空振り三振。4日から15日まで自己最長タイの11試合連続安打と調子を上げていたが、休養日を与えられた17日以降は3戦連続ノーヒットの急ブレーキだ。

 投打同時出場した16日の同カードの4打席目から始まった無安打の打席は14を重ねた。本塁打も11日のメッツ戦を最後に6試合連続で出ていない。しかし、試合後のネビン監督代行は「ノーヒットだが、打球速度やバレルで捉えた回数を見れば、普通のことだ」と心配する様子はない。

 指揮官が言及した大谷の打球速度は、前日のダブルヘッダー第1試合の最終打席で驚異の184キロをたたき出し、この日の中飛も時速164キロ。結果の出ていない14打席でも100マイル越え(161キロ)を連発しており、「スイングは問題ない」と評価。前日まで3戦連続無安打だったウォードがこの日、3安打を記録したことを引き合いに出し、「ショウ(大谷の愛称)にも同じことを期待している。彼はプロフェッショナルだ。ヒットが出ないのはもどかしいだろうが、今はチームが勝っている」と話した。

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