鈴木誠也 3A実戦復帰で上々一発 「すごくいい出来」
左手薬指のけがで負傷者リスト入りしているカブスの鈴木誠也外野手(27)が6月30日、傘下のマイナー3Aアイオワでコロンバス戦に「3番・右翼」で出場し、約1カ月ぶりに実戦復帰。ソロ本塁打を含む2安打2打点と順調な回復を印象づけ「1日目にしたら、すごくいい出来」と充実感をにじませた。
負傷した5月26日のレッズ戦以来の実戦。一回に右前適時打を放つと、四回は「速い球にしっかり負けることなくできた」と約150キロの速球を捉えて右中間席に運び、五回終了後に交代した。
塁に出た際には左手を保護するためのミットを装着して走塁した。久々の実戦で上々の結果を残したが「ボールの見え方だったり、感覚的には違うかなと感じた」と冷静に内容を振り返った。
現段階ではマイナーでの出場試合数や、復帰のめどは決まっていないという。ただメジャーの舞台に戻る日は着実に近づいており「明日打席に立ったら、また感覚も違う。早く戻れるように頑張ります」と力を込めた。