なぜ?大谷翔平、6月のオールスターチームに選出されず 史上初月間4勝&6発
米大リーグ公式サイトは1日(日本時間2日)、6月の月間オールスターチームを発表。メジャー史上初めて月間4勝&6本塁打を記録したエンゼルスの大谷翔平投手(27)は選出されなかった。
6月の大谷は投手として5試合に登板し、2日のヤンキース戦こそ、四回途中4失点で敗戦投手となったが、その後は4登板連続勝利で月間成績を4勝1敗、防御率1・52、被打率・204とした。22日のロイヤルズ戦でメジャー自己最多の13三振を、29日のホワイトソックス戦では11三振を奪うなど、29回2/3を投げて38三振を記録した。
打者の月間成績は打率・298、6本塁打、17打点、出塁率・398、長打率・575、OPS・973。21日のロイヤルズ戦では2本塁打を含む自己最多の1試合8打点をマークするなど、強烈なインパクトを残した。
月間4勝&6本塁打はメジャー史上初の偉業だった。
しかし、同サイトがア・リーグ指名打者のオールスターに選出したのはアストロズのアルバレス。カギとなるデータとして打率・418、出塁率・510、長打率・835を挙げた。また、ア・リーグの先発投手にホワイトソックスのシースを選び、月間2勝ながら防御率0・33、45奪三振の数字を紹介した。
▽ア・リーグの6月オールスターチームと主要データ
<先発投手>シース(ホワイトソックス)防御率0・33、45奪三振
<指名打者>アルバレス(アストロズ)打率・418、出塁率・510、長打率・835
<捕手>カーク(ブルージェイズ)OPS1・114、7本塁打
<一塁>ゲレロ(ブルージェイズ)OPS・971、9本塁打
<二塁>パレデス(レイズ)長打率・691、7本塁打
<三塁>デバース(レッドソックス)OPS・979、19打点
<遊撃>コレア(ツインズ)OPS1・018、6本塁打
<外野手>
バクストン(ツインズ)長打率・750、9本塁打
トラウト(エンゼルス)長打率・679、10本塁打
ジャッジ(ヤンキース)11本塁打、21打点
<救援投手>クラセ(ガーディアンズ)11セーブ、0失点