エンゼルス・大谷 2戦ぶり18号も空砲 米通算500試合出場を白星で飾れず
「アストロズ8-1エンゼルス」(1日、ヒューストン)
メジャー通算500試合出場となったエンゼルスの大谷翔平投手(27)は1日(日本時間2日)、ヒューストンでのアストロズ戦に「3番・DH」でフル出場。2試合ぶりの18号ソロを放つなど、3打数1安打1打点だった。チームは16三振を喫し、1-8で完敗だった。
節目の試合を白星で飾れなかったが、存在感は示した。一回、好投手ハビエルの、フルカウントからのスライダーを豪快に振り抜くと、ピンポン球のように右翼席に運んだ。
ただ、その後は高低を使い分ける右腕に対して、エンゼルス打線は沈黙。ハビエルが投げた七回までに、大谷以外の先発全員が計14三振を奪われた。大谷も続く2打席は内野ゴロに打ち取られた。
出場停止中のネビン監督代行に代わって指揮をとるモンゴメリ・ベンチコーチは「高めにうまく投げられた。彼がいい状態にあるのは分かっていたのだが」と渋い表情を浮かべた。救援投手も打ち崩せず、チームは計16三振を喫した。