「オリオールズ５－４エンゼルス」（８日、ボルティモア）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２８）が「３番・指名打者」で出場。九回の第５打席で６戦ぶりとなる１９号本塁打を放ち、２点リードとしたが、裏に３失点し逆転負けした。エンゼルスは今季ワースト借金９となった。

　九回２死走者なし、大谷は低めの初球を振り抜き、センター方向へと運んだ。飛距離１２７メートル、打球速度１７３キロの豪快な一発。５日に誕生日を迎えて以来、２８歳初本塁打となった。

　しかしその裏、２死走者なしから４連打を浴びて３失点し、逆転負けを喫した。オリオールズは今季最長を更新する６連勝を飾った。

　大谷の打席は、初回は二ゴロ。トラウトの３ラン直後に迎えた三回の第２打席は左前打。次は１２０メートル特大左飛球で敵地をどよめかせた。４打席目は左前安打。５打席目が中本で、今季７度目の猛打賞と躍動していた。なお大谷が本塁打を放った試合は、６月２１日に１４・１５号を放って以来、５連敗を喫している。