大谷 メディアの露出追い風に 2年連続の球宴選出
米大リーグ機構は8日(日本時間9日)、オールスター戦(19日・ロサンゼルス)のファン投票の最終結果を発表。エンゼルスの大谷翔平投手(28)が2年連続でア・リーグの指名打者部門で選出された。日本選手が複数回選出されたのはイチロー氏(マリナーズ)に続いて2人目。
大谷は1次投票で約55万票差をつけられた状況からの、逆転勝利となった。アルバレスは主要打撃部門で上位の成績を残しており、大谷は7日終了時で打率、本塁打、打点で上回られていた。それでも競り勝つことができたのは、6月から7月にかけての快投もあり、“二刀流”としてメディアの露出が増加したことも追い風になったと考えられる。決選投票は1次投票の票を持ち越せないルールもプラスに作用した。