エンゼルスGM 大谷トレードを否定 契約延長には多く語らず
「エンゼルス5-6アストロズ」(12日、アナハイム)
大谷翔平投手が所属するエンゼルスのペリー・ミナシアンGMが12日(日本時間13日)、アストロズ戦の試合前に取材に応じ、今後は投打の主力である大谷とトラウトの2人を中心にしたチームづくりを明言。米メディアで報道が加熱している大谷のトレードに否定的な考えを示した。
試合前の時点で4連敗、借金11で低迷するチームについて同GMは「責任は100%自分にある」ときっぱり。優先課題の投手陣だけでなく、リーグ屈指のはずだった打線も振るわない状況に「もどかしい」と厳しい表情を見せた。
8月2日のトレード期限が迫っているが、同GMは大谷とトラウトの主力2人を「球界の最高選手だと思う。彼らがいるのは幸運なこと」と語り、「彼らを中心したチームに勝利の形があるのは間違いない」と断言した。一方で、注目されている大谷との契約延長については依然として多くを語らず「今はきょうの試合に勝ち、明日どうするかということしか考えていない」などと言葉を濁し続けた。