大谷翔平 45年ぶり偉業!4戦連続2桁12奪三振 9勝目権利得て降板 マルチ安打も
「エンゼルス-アストロズ」(13日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「1番・投手兼指名打者」で出場。二回に2点適時三塁打を放った。投手では6回105球を投げ、4安打1失点2四球12奪三振と好投。4試合連続二桁奪三振を記録し、9勝目の権利を手にマウンドを降りた。
大谷は6月9日のレッドソックス戦9回から連続無自責点を継続し、試合開始前には28回2/3まで到達していた。四回に1点を失い、記録は過去50年間のエンゼルスでは最長となる32回で止まったが、緩急自在な投球でその後もしっかりと抑えた。4試合連続2桁奪三振は77年のノーラン・ライアン以来、球団2人目、45年ぶりの偉業。ライアンは通算324勝、メジャー最多通算5714奪三振を記録している伝説の剛腕だ。
打者としては6月8日のレッドソックス戦以来、約1カ月ぶりの1番起用で、二回に2点適時三塁打。三塁打は24試合ぶりだった。六回には左前安打を放ち好機を拡大。1死満塁で3番レンヒーフォが適時打を放ち、大谷も生還した。4戦ぶり22度目のマルチヒットだった。
これまで大谷は14連敗、3連敗、2連敗、1敗、4連敗の状況で登板し、チームを勝利に導く“連敗ストッパー”として立ちはだかってきた。今回もチームは5連敗中。6回を終え7-1とリードしているが、このまま今季9勝目はなるか。