大谷翔平、ホームランダービー不参加 注目の8人目は元ドジャースのシーガー
エンゼルスの大谷翔平投手(28)がオールスター戦(19日・ロサンゼルス)の恒例人気行事、ホームランダービーに参加しないことが決まった。14日(日本時間15日)、米スポーツ専門局ESPNの番組内で発表された。前日まで8人の出場者のうち7人までが公表されており、注目されていた8人目は昨季までドジャースでプレーしたシーガー(レンジャーズ)に決まった。
大谷は昨年のオールスター戦に初めて選出され、日本選手で初めて同イベントに出場した。いの一番に参加を表明し、優勝最有力候補に挙げられたが、1回戦でソト(ナショナルズ)に敗れる波乱。2度の延長戦にもつれた死闘は本塁打競争史に残る戦いとなった。終了後は敗戦の悔しさを見せることなく、顔を上気させながら笑顔で「楽しかったです、はい」と話した。
今年の出場に関しては態度を保留。前日の取材でも球宴本番の起用法が決まっていないことを理由に挙げ、「光栄なことなので、頑張りたいなという気持ちはもちろんありますけど、試合がどうなるかわからないので、それによって変わってくるかなと思います」と話すにとどめていた。
今回のイベントでは3連覇に挑むアロンソ(メッツ)や、今季限りの引退を表明しているプホルスのパフォーマンスが話題になっている。
▽ホームランダービー出場者は以下のとおり。数字は今季の本塁打数
第1シード カイル・シュワバー(フィリーズ)28本
第2シード ピート・アロンソ(メッツ)23本
第3シード コーリー・シーガー(レンジャーズ)21本
第4シード フアン・ソト(ナショナルズ)19本
第5シード ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)17本
第6シード フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)15本
第7シード ロナルド・アクーニャ(ブレーブス)8本
第8シード アルバート・プホルス(カージナルス)6本