大谷翔平 WBC出場意欲「出たい」 恩師の栗山監督と「一緒に頑張りたい」

 来春開催のWBCの出場に意欲を見せた大谷(撮影・小林信行)
 球宴前日の会見で質問に答える大谷(撮影・小林信行)
 球宴前日の会見で質問に答える大谷(撮影・小林信行)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が来春開催の世界最強国決定戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場に意欲を見せた。18日(日本時間19日)にロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたオールスター戦前日会見に臨み、「出たい気持ちはもちろんある」と発言。球団からも出場許可を得ていることをほのめかした。

 「出たい気持ちはもちろんあります」。WBCの出場意思を問われた大谷は、戸惑うことなく言い切った。「けがとかもあって、タイミング的に出られない年もありましたけど、出たい気持ちはもちろんありますし、自分に実力があるのであれば、選んでもらえるのであれば、プレーしたいなという気持ちはもちろんあります」と続けた。

 開催時期は、シーズン開幕直前の3月。選手自身が意欲を見せても疲労の蓄積など、新しいシーズンへの影響を考慮して、所属球団が出場を許可しない場合はある。しかし、大谷は「だいぶ前というか、雑談程度にというか、そういう話はしたりしますけど。特に今、選ばれているわけではないので実際にどうなるか分からないですけど」と前置きしながらも、選出された場合は?の問いに「もちろん、そういうプラスの意見はもらっているというか、そういう(出場許可の)話はしているので、そうなったら、おそらく快く引き受けてくれるんじゃないかなと思います」と言った。

 侍ジャパンを指揮するのは、日本ハム時代の監督だった栗山英樹氏だ。「自分を理解してくれてる方なので、やりやすいかなと思いますし、その人と一緒に頑張りたいなという気持ちにもちろんなると思うので、5年間お世話になりましたし、それ以降はなかなか、年に一回くらいしか会う機会はないですけど、もし選んでいただけるのであれば、光栄なことですし、一緒に頑張りたいなという気持ちはあります」と熱い気持ちを吐露した。

 くしくもこの日、エンゼルスの同僚で主砲のトラウトが米国代表の一員としてWBCに初めて出場すること、同代表の主将を務めることが発表された。チームを投打で支える2人が国の威信を懸けて熱い火花を散らす。ファンにとってはたまらないシーンが繰り広げられる。

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