大谷翔平 140メートル級“場外弾”連発にファン熱狂 球宴フリー打撃で柵越え14本

試合前のレッドカーペットショーにスーツ姿で参加した大谷(撮影・小林信行)
試合前のレッドカーペットショーにスーツ姿で参加した大谷(撮影・小林信行)
試合前のレッドカーペットショーにスーツ姿で参加した大谷(撮影・小林信行)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が19日(日本時間20日)、オールスター戦に「1番・指名打者」で出場する。試合前に行われたフリー打撃では場外2連発を含む怒とうの4連発の柵越えを放つなど、29スイングで14本をスタンドインさせた。

 大谷が見る者の度肝を抜いた。試合前のフリー打撃。球宴仕様のユニホームとバット、スパイクでフィールドに登場した背番号17は最初の15スイングで5本の柵越えを放つと、17スイング目から3本連続でスタンドにたたき込み、客席を沸かせた。

 圧巻だったのは最後の4スイング。まずは右翼席上段へアーチを架けると、続けて快音とともにはじかれた打球は2本連続で場外へ消える。140メートル級の“特大弾”に歓声がどよめきに変わった。最後はセンター右上段の一発で締めると、大谷は打撃投手に向かって笑顔でサムズアップ。「ショウ・タイム」を盛り上げた裏方への感謝も忘れなかった。

 昨年は日本選手で初めてホームランダービーに参加したが、今年は後半の登板スケジュールを考慮してイベントを辞退した大谷。もし参戦していれば…。そんな想像をさせるほど、すさまじい打撃だった。

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