大谷翔平「一番しぶいヒットでしたね」球宴初安打も苦笑い
「米大リーグ・オールスター、ナ・リーグ-ア・リーグ」(19日、ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)がア・リーグの「1番・指名打者」で出場し、初回の打席でドジャースのエース左腕カーショーから球宴初安打となる中前打を放った。
大谷は試合中にNHKの中継インタビューに応じ、カーショーからの初ヒットについて「ありがとうございます。シーズンで打てなかったので、あまりいいヒットでなかったのですが、良かったです」と笑顔。ただ、感触を問われると「できればホームランか空振りの感じが良かったですが、一番しぶいヒットでした。ちょっと、あれでしたね」と苦笑いを浮かべた。
また、中継でゲスト解説を務めた元日本ハム監督で侍ジャパン・栗山監督ともやり取り。「去年よりリラックスして、ホームランダービーも、レッドカーペッドも去年より楽しめました」とうなずいた。
大谷は初回。注目の第1球、外角146キロ直球を全力で振り抜き、バットを折られながら中前へ落ちる安打を放った。
初出場の昨年は二ゴロと一ゴロ。球宴3打席目に記録した初安打だった。ただ、次打者ジャッジの打席でカーショーのけん制モーションに釣られて帰塁し切れずにタッチアウト。ふたたび、苦笑いしながら自軍ベンチへ戻った。