大谷翔平に米最強アスリートの称号 スポーツ界のアカデミー賞で2冠獲得 NBAカリーらと争い戴冠
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が20日(日本時間21日)、ESPY賞の「男子スポーツ・ベストアスリート賞」と「MLB最優秀選手賞」を同時受賞した。「男子スポーツ・-」は初めて、「MLB-」は2年連続の受賞となる。
米スポーツ専門局ESPNが93年に創設したESPY賞(Excellence in Sports Performance Yearly Award)は、米スポーツ界で目覚ましい活躍をした選手や団体、優れたプレーなどに贈られ、スポーツ界のアカデミー賞やグラミー賞とも称されている。
昨季は投打の活躍を認められ、満票でア・リーグMVPを受賞した大谷は今季も二刀流選手としてスポーツ界を席巻。「男子スポーツ・-」の候補には、NBAの今季覇者ウォリアーズのカリー、NFLパッカーズのロジャース、NHFの昨季MVP、オイラーズのマクデービッドの3人が、「MLB-」は昨季のナ・リーグMVPのハーパー(フィリーズ)、今季の本塁打王争いを独走しているジャッジ(ヤンキース)、昨季はブレーブスでワールドチャンピオンに貢献したソレア(マーリンズ)の3人が挙がっていた。
エンゼルスが公式ツイッターで大谷を祝福すると、フォロワーから「当然」、「ふさわしい」、「最高の選手、人としても最高」といったメッセージのほか、8月2日のトレード期限が近づいていることもあり、「7年3億ドル(約414億円)だ」、「トレードするなら今だ」、「ドジャーブルーのユニホームが楽しみ」など、さまざまな反応があった。