米スポーツ専門局ＥＳＰＮは２０日、年間表彰「ＥＳＰＹ賞」を発表し、米大リーグ、エンゼルス・大谷翔平投手（２８）が「最優秀男性アスリート賞」と２年連続となる「ベストＭＬＢプレーヤー賞」の２部門で選ばれた。

　ロサンゼルスで行われた表彰式では、大谷がビデオメッセージを寄せ「皆さんと同じくノミネートされて光栄です。ありがとう」とあいさつした。日本選手では２０２１年に女子テニスの大坂なおみ（フリー）が最優秀女性アスリート賞を受賞している。

　大谷はチームの後半戦開幕となる２２日に、敵地でのブレーブス戦に先発予定。勝利投手となれば、１９１８年のベーブ・ルース以来、１０４年ぶりとなる同一シーズンでの「２桁勝利、２桁本塁打」の偉業達成となる。