大谷104年ぶり快挙へGO 球宴明け初戦先発、ルース以来「2桁勝利2桁本塁打」なるか

 後半戦初戦に登板する大谷
 2桁勝利をかけて先発する大谷(共同)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が後半戦初戦となる22日(日本時間23日)のブレーブス戦で自身7連勝、メジャー自己初の10勝目を懸けて先発のマウンドに立つ。勝利投手になれば、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる同一シーズン「2桁勝利、2桁本塁打」の快挙を達成する。

 昨季は9月3日に9勝目を挙げた後、3度の挑戦で成し得なかった「2桁勝利、2桁本塁打」。偉業に挑む大谷の前に立ちはだかるのは昨季の覇者、ブレーブスだ。

 同じ18年にナ・リーグ新人王を受賞した1番アクーニャや強打の三塁ライリーら好打者が並ぶ打線。ナ・リーグ最多本塁打を記録するなど、すさまじい破壊力をもつ。

 準備は万端だ。19日に行われたオールスター戦には「指名打者」と「先発投手」で選出されたが、後半戦初戦のマウンドに備えて登板を回避して打者に専念。球宴期間中もキャッチボールや遠投など、調整に余念がなかった。

 球宴に出場した後の会見で「何回来ても面白いですし、楽しいですし、いい思い出もたくさんできるので、後半戦もより頑張りたいなという気持ちにさせてくれる」と話した大谷。直近6登板の防御率は0・45、4戦連続2桁を含む58奪三振。メジャー史に新たにその名を刻もうとしている。

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