「エンゼルス－レンジャーズ」（２９日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２８）が「１番・指名打者」で出場することが発表された。

　大谷は前日の同カードにリアル二刀流でフル出場し、自身初の１０勝目、１９１８年のベーブ・ルース以来、メジャー１０４年ぶりの「２桁勝利、２桁本塁打」に挑戦。６回２失点、無四球、１１奪三振と好投したが、打線の援護がなく、６敗目を喫した。打者では４打数無安打。シーズン成績は打率・２５４，２１本塁打、５９打点、１１盗塁。

　レンジャーズの先発は左腕ペレス。ここまでチームベストの８勝（２敗）＆防御率２・５９をマークし、メジャー１１年目で初めてオールスター戦に選出された。大谷の対戦成績は打率・３６４（１１打数４安打、５三振）。前回の対決（４月１７日）は三塁内野安打、見逃し三振、空振り三振だった。

　前日の試合で零封負けを喫したエンゼルスはこの日、好左腕に対し、復帰２戦目の右打者フレッチャーを今季初めて１番で、大谷を２番で起用。同じ１８年デビューの同期コンビが昨年９月１５日以来となる１、２番コンビを結成する。

▽エンゼルスのラインアップ

１番・二塁　フレッチャー　打率・１７１、０本塁打、２打点

２番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２５４、２１本塁打、５９打点

３番・三塁　レンヒーフォ　打率・２７２、５本塁打、１８打点

４番・右翼　ウォード　　　打率・２７９、１３本塁打、３５打点

５番・左翼　アデル　　　　打率・２３３、３本塁打、１３打点

６番・一塁　ウォルシュ　　打率・２４０、１３本塁打、４１打点

７番・捕手　スズキ　　　　打率・１９６、２本塁打、１１打点

８番・三塁　ゴセリン　　　打率・１６７、０本塁打、１打点

９番・中堅　マーシュ　　　打率・２２５、８本塁打、３７打点

　　　投手　サンドバル　　３勝６敗、防御率３・６４