金村義明氏「気の毒で涙出そうになった」 孤軍奮闘も自らを責める大谷のコメントに
野球評論家の金村義明氏が30日、テレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」に出演。チームが低迷する中、孤軍奮闘するエンゼルス・大谷翔平について「気の毒で涙出そうになった」と話した。
番組では、29日のレンジャース戦に先発した大谷が6回2失点、11三振を奪う力投を見せながら、援護がなく6敗目を喫した試合について取り上げた。試合後、打線の援護がないことを尋ねられると、自らがチャンスで打てなかったことを挙げて、「どちらかといったら自分の責任かなと思います」と自らを責めていたことも紹介した。
このセリフに金村氏は「今のコメントみたら涙出そうになりますよね」とひと言。これで、大谷の投げる試合で味方打線は13イニング無得点という状況に、今季の大谷の勝利数を15と予想した金村氏は「この得点能力ではちょっと厳しいですよね」と下方修正。「去年よりひどいチームメートでございます。(主砲の)トラウトなんてけがばっかりしてますから」とあきれていた。
「彼の人格っていうか。あのコメントはふつう出ないでしょう。“あのチャンスのときにボクが打ってれば…”」と話すと、タレントの石原良純も「でも、ありえないじゃないですか。ピッチャーなのに」と応じた。
金村氏は「だから聞いてて気の毒で涙出そうになった」と孤軍奮闘の大谷に同情した。