ジャッジ 3戦連発42号で通算200号 史上2番目のスピード 年間66本ペース

 「ヤンキース8-2ロイヤルズ」(30日、ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)は「2番・指名打者」で3戦連発となる42号2ランを放つなど、3打数2安打2打点、2四球だった。本塁打と打点(91)の両部門でメジャートップを独走し、打率を3割に乗せた。チームは3連勝で貯金を36まで積み上げ、ア・リーグ最高勝率をキープしている。

 2点リードの二回2死一塁。ジャッジがカウント2-2と追い込まれながら153キロ直球を捉えると、逆方向への打球が右翼最前列に飛び込んだ。3戦連続となる一撃で200本の節目に到達。メジャー通算671試合目での達成はライアン・ハワードの658試合に次ぐ、史上2番目のスピードだった。

 直近14試合で12本目の量産ぶり。本塁打部門では2位のアルバレス(アストロズ)との差を12に広げ、打点部門はラミレス(ガーディアンズ)と8差の91打点。依然として独走状態を維持している。(数字は試合終了時)。

 この日の1本でベーブ・ルースが1928年に達成した8月前の41本の球団記録を塗り替えた。年間ペースを66本とし、1961年にロジャー・マリスがルース超えを果たした61本の球団記録を61年ぶりに塗り替える可能性がさらに高まった。

 米メディアはジャッジと昨季に続いて二刀流で活躍しているエンゼルスの大谷のMVP論争を展開。大谷はルースが1918年に達成して以来、104年ぶりとなる「2桁勝利、2桁本塁打」にあと1勝に迫っており、2人への注目度はさらに高くなりそうだ。

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