大谷「W2桁」またまたお預け 104年ぶり偉業3度目の挑戦も7敗目

 「エンゼルス1-3アスレチックス」(3日、アナハイム)

 エンゼルス・大谷が3度目の挑戦でも104年ぶりの偉業達成を逃した。「2番・投手」で投打同時出場。5回2/3を7安打3失点で7敗目を喫し、自身初の登板試合3連敗となった。1918年のベーブ・ルース以来の「2桁勝利、2桁本塁打」は持ち越し。「もどかしさはもちろんあるし、チームが結果的に負けているので」と悔やんだ。

 自身初の10勝をかけた登板。三回まで5三振を奪い、被安打は1。期待が膨らみ始めた四回に不運が待っていた。先頭を三塁の失策で出し、暴投で走者を二塁に進め、3番マーフィーに先制の右前適時打を許した。

 同点の六回は勝ち越し2ランを被弾し、2死一、二塁として降板。連続試合2桁奪三振も「6」で止まり、1977年にノーラン・ライアンが記録した7試合連続の球団記録には届かなかった。

 7月14日・アストロズ戦で9勝目を挙げて以降、白星が遠い。「3点取られたらなかなか勝つチャンスは今のところはないかなと思うし、先制点を取られたら厳しい展開になってしまう」。降板時には地元ファンから拍手を送られたが、目線を上げることなく、ベンチに引き上げた。

 降板後、七回の打席は右前腕部がつりそうになり代打を送られ、フル出場は37試合でストップ。ただ、次戦も出場予定で「(チームに)休める余裕もないので」と力を込めた。

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