大谷翔平 44試合ぶり欠場 万全を期してあす初の10勝&104年ぶり偉業へ4度目挑戦
「アスレチックス0-1エンゼルス」(8日、オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が疲労軽減のため、6月17日のマリナーズ戦以来、44試合ぶりに欠場した。
試合はエンゼルスの先発スアレスが7回、93球、2安打無失点、与四球2、奪三振8と好投して4勝目。初回に3番レンヒーフォの6号ソロで奪った1点を2人の継投で守り切り、8月初めて連勝した。
大谷は前日のマリナーズ戦で三回の打席前に味方走者の本塁クロスプレーの際にベースカバーに入ろうとした敵軍投手と交錯。スパイクで左足甲を踏まれるアクシデントに見舞われながらフル出場した。五回に左前打を放ち、2年連続3度目のシーズン100安打を記録。痛みからか全力疾走はできなかったが、試合後のネビン監督代行は「彼は大丈夫だ」と話していた。
大谷は7月13日のアストロズ戦で9勝目を挙げた後、自己ワーストの3登板連続黒星。あす9日のマウンドは自身初の10勝目と、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」の偉業を懸けた4度目の挑戦となる。