大谷翔平 “奇策”初球バント安打狙う 3年ぶり対決の元同僚に8打数無安打
「エンゼルス-ツインズ」(13日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「2番・指名打者」で出場し、第1打席でバント安打を狙ったが、捕ゴロに倒れた。
まさかの奇策。1点を先制された初回1死からの打席。20、21年にチームメートだった右腕バンディの初球にヒッティングの構えから一転、腰をかがめてバントの構え。高めに浮いたカーブを捕手前に転がした。
今季は4月20日のアストロズ戦でバント安打を記録している大谷。元同僚に奇策を講じ、快足を飛ばしたが、捕手サンチェスの素早い打球処理に阻まれた。
同投手との対戦は19年7月28日以来、3年ぶり。過去の通算成績は7打数無安打に抑えられている。
大谷はこの日まで109試合に出場し、打率・253、25本塁打、66打点、11盗塁の成績を残している。。前日12日の同カードは4打数無安打。日本ハム時代の恩師で来年3月開催のWBCを指揮する栗山監督がスタンドから見守るなか、全ての打席で走者を置いたが、2三振を喫するなど、見せ場をつくれず。4試合ぶりのノーヒットだった。
▽エンゼルスのラインアップ
1番・遊撃 フレッチャー 打率・250、2本塁打、12打点
2番・DH 大谷 打率・253、25本塁打、66打点
3番・二塁 レンヒーフォ 打率・272、7本塁打、27打点
4番・右翼 ウォード 打率・266、15本塁打、41打点
5番・一塁 ウォルシュ 打率・222、14本塁打、42打点
6番・左翼 アデル 打率・226、4本塁打、15打点
7番・三塁 ロハス 打率・108、0本塁打、1打点
8番・捕手 スタッシ 打率・210、7本塁打、24打点
9番・中堅 シエラ 打率・214、0本塁打、2打点
投手 デトマーズ 4勝3敗、防御率3・44